RESILIENCE

TECHNOLOGY 01

強さの理由:構造体

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構造そのものに
圧倒的な強さを

ハイムの強さの鍵を握るボックスラーメン構造体

柱と梁
柱と梁

柱と梁

天井梁・柱材・床小梁・床梁は粘り強く高い復元力を持つ鉄鋼素材がベース。柱材はねじれの力に強い角形鋼管を使用。天井と床はたわみにくい形状に。

溶接

構造体の強さを支えるのは、正確かつ高強度な接合。ハイムでは重要な柱と梁をコンピュータ管理のスポット溶接で剛接合(一体化)させ、高強度ユニットをつくります。

  • アーク溶接仕様となる場合もあります。

連結

高強度ユニットを上下左右に組み上げて一体化、さらに強靭に。上下ユニットをハイテンションボルトで強力に緊結することで、振動に強い高強度な構造を実現。

セキスイハイムのラーメン構造と
軸組み工法の違いとは?

柱と梁をボルトで接合している軸組み構造は、揺れが加わると 接合部分が90度を保てず構造が安定しづらいため、筋交いでバランスよく補強する必要が。 一方、柱と梁を溶接で接合し一体化するラーメン構造は揺れが加わっても構造は安定。 ただしその分柱に力が加わるため柱に高い強度が必要になります。

ボックスラーメン構造の強さを
フルに活かす秘密は「足元」に
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構造を「面」で
しっかり支える

強度と耐久性に優れた「ベタ基礎」を採用

  • 高断熱仕様

ベタ基礎

建物を「線」で支える一般的な布基礎ではなく、建物を「面」全体で支えるベタ基礎を標準採用。強度と耐久性を実現しています。

アンカーボルト

建物と基礎は16mmまたは20mmの骨太なアンカーボルトで緊結。建物が受けた地震エネルギーがスムーズに基礎・地盤に伝わり、揺れに強く。

構造+基礎の強さに加え
万一の揺れを軽減する仕組みとは?
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地震の力を受け流し
揺れを軽減

複合型・地震吸収システムGAIASS

gaiass

独自の耐震システム

地震エネルギーを“粘り”で吸収するユニット構造体と、一般の耐力壁を超える“強度”で揺れを軽減する高性能外壁を組み合わせた「GAIASS」を採用。

  • 9cm角の木材の筋交いを使用した耐力壁(壁倍率3.0)との比較。

固定

「デイジーリベットプラス」と呼ばれる特殊金具で、外壁と構造体をしっかりと固定。また、外壁に付帯する「スプリングジョイント」が、ばねのような効果で地震力を柔軟に吸収します。

品確法でトップランクの耐震性

住宅の性能を共通の基準で審査する「品確法(住宅性能表示制度)※1」。ハイムは標準仕様で最高等級の耐震性能をクリアすることが可能です。※2

  • 住宅の品質確保の促進等に関する法律
  • 一部の特殊プランにおいては例外となることがあります。
実際の地震に、どう強さを発揮する?
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実大耐震実験で
強さを検証

「その時」に耐え、家族の命を守る家

さまざまな揺れを想定した実大耐震実験を実施

2階建て実験

3階建て実験

過去の大地震の振動周期を忠実に再現し、外装・内装とも実際の生活を想定した建物で250回を超える加振実験を行なっています。

  • 2階建て実験/●実験場所:(株)大林組技術研究所 ●実験日時:2003年10月10日~23日 ●使用商品:パルフェ(タイル外壁) ●構造等級:3-3-2仕様(ガイアス導入以前のため、仕様は現在と異なる部分があります)
  • 3階建て実験/●実験場所:独立行政法人土木研究所 ●実験日時:2005年4月9日~5月1日 ●使用商品:デシオ(タイル外壁) ●構造等級3-3-2仕様(ガイアス導入以前のため、仕様は現在と異なる部分があります)
  • 外壁色や庇の形状など一部の仕様については最新の仕様と異なります。
万一の際の「強さ」は
毎日の心地よさをも生み出す
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強さが可能にする
大空間

壁や柱を抑えオープン大空間を実現

オープン大空間

ラーメン構造により、ユニットの4本の柱に耐力を集中することが可能。壁や筋交いを最小限に抑えた大空間を実現できるのは「強さ」の証です。